使われなかったキャットタワーが、甥っ子という天敵からの避難場所に大活躍。

こんにちは、大豆です。
人間が嫌いな猫ちゃんは少なくないと聞きますが、大豆は割と人間のことが好きな猫です。
わたしの友人は勿論、家に出入りする業者にも怖がって隠れることなく平然としています。
エアコンを設置する業者が来た時も、いつも通りベッドに横になって作業を見守っていたのには流石にびっくりしました。

エアコンを設置する業者を、いつものベッドに横になって作業を見守る大豆

そんな人間好きの大豆ですが、2-4歳くらいの元気盛りの子供は苦手です。
その中でも苦手なのがわたしの甥っ子です。
苦手というより天敵と言った方がいいかも知れません。

大豆と甥っ子が初めて出会ったのは、大豆がうちの子になって間もない頃。
わたしの両親、姉、甥っ子が我が家に遊びにきてくれた時でした。
初めましての人間たちに最初は興味津々で大豆の方から近寄っていました。
甥っ子にも平気そうに近寄って行った瞬間、甥っ子が大豆を見てテンションが上がって追いかけっこが始まってしまい、大豆が脱兎の如く逃げて行きました。
そこからはわたし一人で声を掛けようが、大好きなおやつで釣ろうが、何をやってもキャットタワーの小屋から出てきません。
やっと出てきたと思えば今度は誰にも捕まえられない速さで2階の寝室に駆け上がり、ベッドに下に籠城。
結局その日はみんなが帰ってしばらくするまで大豆はベッドの下に隠れたままでした。
大豆が隠れ家に使ったキャットタワーは購入して2ヶ月ほどしても大豆が使ってくれなかったものでした。
奇しくも、その騒動からキャットタワーは大豆のお気に入りになったのでした。

キャットタワーは大豆のお気に入り

このことがきっかけなのか、甥っ子と同じくらいの歳の子が苦手。
ご近所にはちょうどそのくらいの歳の子が沢山います。
大豆は日中道路に面した窓際で日向ぼっこをしているので、大豆にとっては喜ばしくないかも知れませんが、子供達の中で大豆はちょっと有名。
その子たちが家に上がるのはダメですが、窓越しに遊びに来るのは平気です。
名前を呼べばカーテンの隙間から顔を出し、窓を軽くノックしても動じず。
大豆はガラス1枚挟めば強気です。
窓辺のベッドに堂々と鎮座して、優雅に毛繕いするほどの余裕があります。

窓辺のベッドに堂々と鎮座して、優雅に毛繕いする大豆

この法則で言えば壁1枚挟めば甥っ子もセーフのはずなのですが、流石に最大の天敵となるとガートがすごく硬いです。
大豆を連れて甥っ子たちがいる実家に遊びにいく時は大豆と鉢合わせしないようにしているのですが、甥っ子の声がするだけで警戒します。
威嚇こそはしませんが、唸ってベッドの下に隠れてしまってしばらく出てきません。

あの一件から早2年。大豆にここまでのトラウマを植え付けた甥っ子も今年で5歳になりました。
あの時は大豆と遊びたい気持ちが大きすぎて自制できなかっただけだと思うので、そろそろ和解できればいいな。
大豆と甥っ子の距離が縮まる日が来ることがありますように。