ペット用の給水器ではないけれど、咽ちゃったりするけど、水道の蛇口からが一番
こんにちは、大豆です。
大豆は癖のような、こだわりのようなものがいくつかあります。
そのうちのひとつが、水は蛇口で飲むということ。
そういった猫がいるのはたまにテレビでやっているのを見て知っていましたが、まさかうちの子もやるとは思っていませんでした。
と言うのも、大豆はもともと普通にお皿や給水器で飲んでいたからです。
それなのに、キッチンの蛇口で飲むようになり、今現在は洗面所の蛇口で飲むようになりました。
お気づきかも知れませんが、徐々に面倒な場所で飲みたがるようになっています。
いつからこうなったのか、きっかけはなんだったのか皆目見当もつきません。
本当にいつの間にか飲むようになりました。
その飲むようになった様を「すごい!テレビでよく見る蛇口で水を飲む猫だ!」とはしゃいでいた記憶はあります。
絶対にお皿や給水器で飲んだ方が上手に飲めるだろうにそれでも一生懸命、目を閉じて蛇口で水を飲む大豆。
飲んだら飲んだで、たぶん水が変なところに入って咽せる大豆。
咽せて咳き込んでたのが落ち着いて「自分、咽せてませんよ。やっぱ水は蛇口で飲むのがウマイっすよね」と言わんばかりに飄々と去っていく大豆。
そのくせよく見るとお鼻の頭に水の滴をつけている大豆。
全てが可愛くて仕方なく、愛おしく、見てて飽きないのです。
でも、それでも、過去の自分に言いたい。癖にならないうちにやめさせた方がいいと。
キッチンの蛇口で水を飲むということは、誰かが蛇口を捻らなければならないということです。
いついかなる場合も、大豆が水を飲みたいと鳴けば水を出さなければいけません。
更に、洗面所の蛇口で水を飲むということは、誰かが洗面所のドアを開け蛇口を捻るということです。
いついかなる場合も、大豆が水を飲みたいと叫べば洗面所のドアを開けて水を出さなければいけません。
地味に大変です。
大豆は頭がいいので、自分の部屋で過ごさなければいけない時やわたしの実家に行った時など蛇口で水が飲めない状況の時はいつもお皿や給水器で飲んでくれます。
そうでない場合、自分が家中を自由に行き来出来る時は洗面所のドアの前で鳴きます。
ドアを開けろと。洗面所に入れろ。そして蛇口で水を飲ませろと叫ぶのです。
水を出さないと脱衣所の棚に籠城します。
要求鳴きに応えたてはダメだとも聞くので最初は大豆との我慢比べでしたが、当たり前に負けました。
それからわたしは読んで字の如く猫の僕。
大豆様が水を飲みたいとおっしゃるなら、洗面所にドアを開け蛇口を捻らせていただきます。
水を出しているのに大豆様が水を飲まなくてもしょうがありません。
大豆様は猫ですもの。わたしが水を出している間に気が変わってしまったのです。
そんなことは日常茶飯事ですが、今日もわたしは大豆のために洗面所の水を出します。