健康診断へ。当日の朝は「ごはん抜き」という過酷な条件をクリアできるのか?

健康診断へ。当日の朝は「ごはん抜き」という過酷な条件をクリアできるのか?
こんにちは、大豆と豆助です。

健康診断はねこにとっても飼い主にとっても重要で重労働です。
そんな一大イベントに初めて挑む豆助。

小さな頃に猫風邪で何度か病院に行っていたせいか病院が大嫌いな豆助。
ペットキャリーに入れようと抱っこするとすぐ察知して逃げる豆助。
そんな豆助を健康診断に連れて行きます。

まず健康診断当日の朝はごはん抜きです。
もうこの時点で一波乱あることは火を見るより明らか。

そのため、前日の夜は1時間半ほど晩ごはんを遅くしてねこ達の体内時計を狂わせます。
これで完璧。と思いきやもちろんそんな簡単にいかず、いつも通り朝5時半から寝室の前で飯くれコールが始まりました。

ねこ達には悪いのですが無視を決め込みます。
そしていつもより1時間ほど遅い7時過ぎに起床。病院に連れて行く時間まであと2時間。

そんなことを知る由もないねこ達から、ただただご飯を貰えないことに大顰蹙を買うわたし。
わたしがキッチンに向かえば着いてくるねこ達。
というか少し移動するたびにわたしの足元にスリスリしながら着いてきます。

これを2時間繰り返し、いざ病院へ行く時間です。

病院嫌いな豆助。ペットキャリーに入れようとするとすぐに察知。チャンスは1回!

病院嫌いな豆助。ペットキャリーに入れようとするとすぐに察知。チャンスは1回!
ここまでも厳しい道のりでしたが、最難関は病院に行くためにペットキャリーに入れることです。
気づかれたら最後。チャンスは1回。

ご飯をもらえず不貞腐れてテーブルの下で転がっている豆助に近寄り、抱っこします。
ちょっと不審に思っていそうな雰囲気もありつつ、そのまま猫部屋に置いてあったペットキャリーに入れる。

瞬間に豆助が渾身の力で大暴れ。わたしの首筋を引っ掻いて腕から抜け出し、2階へ猛ダッシュ。
いつも通り猫部屋の机の下に籠城しました。
こちらとしては病院に早く連れて行きたいので豆助には申し訳ないですが引き摺り出します。

豆助とわたしがすったもんだしている時に大豆はなかなかお目にかかれないキャリーに興味津々。
今じゃないんだよ大豆。

そんなこんなで豆助をなんとかキャリーに押し込めて一安心。と思いきや、ふと自分の服を見ると濡れています。
豆助はびっくりしたのかキャリーに入れられる瞬間にお粗相をしたのです。
お粗相は今まで幾度となくあったのですが、このパターンは初めて。

豆助には申し訳ないと思いつつ、服を着替えてやっと病院に出発して行きました。

弟猫が検診に行っている間お兄ちゃん猫は少し寂しそう…。って、この匂いは何?

弟猫が検診に行っている間お兄ちゃん猫は少し寂しそう…。って、この匂いは何?
豆助のいない我が家はいつもより静かで、少し寂しく感じます。

大豆も寂しいのかわかりませんが、普段は日中寄ってこないのに寝転がっているわたしのそばに寄り添ってきます。
「大豆も可愛いところあるなあ」思っていると大豆からなにかいつもと違う匂いがします。

実は大豆は豆助がお粗相したときにそばにいた為、わたしと一緒におしっこがかかってしまったのです。
思わぬところで豆助の残り香を感じながら、その日は豆助の帰りを待っていました。

ちなみに、豆助は家ではこんなに大暴れだったのに検査中はいい子だったようです。