ヨークシャーテリアが罹りやすい蛋白漏出性腸症と闘って約3年。投薬量が減りました!
ももこが我が家へ来てから、ほどなくして風邪をひき、お腹を壊し、更には蛋白漏出性腸症になってしまってから約3年が経ちました。
その間、毎日お薬を飲み続け、少し良くなったからとお薬を減らすと、また悪化してお薬を最初の量に戻すということを繰り返してきました。
毎月の診察と腎臓の具合も不安なので健康診断も欠かさず受けてきました。
最初の頃はお薬を飲んでいても、結構な割合でお腹を壊し、生死の境をさまよったことも・・・
成犬なのに体重が900グラムを切ったときは、覚悟してくださいと言われたほどでした。
(理想体重が1.2キロなのですが、だからこそ100グラムがとても重いのです)
軟便になっていないか、朝と夕方のう○ちタイムは状態チェックに余念が有りません
治療を始めて2年ほど経った頃だったと思いますが、ずいぶん状態が安定し、お腹を壊すことが無くなってきました。
ももこがトイレへ行くと、速攻でうんちゃんチェックです。一番は軟便の予兆がないこと。
いつも通りの堅さか、量か確認します。
よし!いつもどおり!!
毎日のことだけど、毎回ホッとしながら、
「いい、うんちゃんだったねー」を全力で言います。
ももこはそれがご褒美の合図と知っているので、おやつが置いてある棚の方へ全力で走ってきます。
おやつと言っても、一般的に売っている魅力的なおやつではなく、ごはんを小さく切ったものです(もちろん、その分、1日分のご飯量は減らされています。)
獣医さんから、おやつ禁止令が出されているので致し方ありません。
パパさんはCMでおなじみの、わん〇〇~ルなるものを一度食べさせたいと思っている様なのですが、ことごとく私に却下されております。
とにかく容態が安定してきたので、獣医さんから「少しお薬の量を減らしましょうか」と言われました。
この子を失ってしまうかもしれない恐怖におびえた日々が思い出されて、ちょっとウルッと来てしまいました。
体重に合わせてお薬の量が決まるので、小さなお薬を更に4分の1にカットして分包していただいていています。
お薬の量を減らすといっても、さすがにこれ以上小さくカットできないとのことで、飲む間隔を開けることに。
2日飲んで1日休む。
これを1か月繰り返しました。
1カ月に1度の経過観察の診察で、「もう少し減らしましょう」と言っていただけました。
ありがとうございます!と思わず声に力が入ってしまいました。
心の中で渾身のガッツポーズ!
1日おきに飲むことになったのですが、毎日飲んでいた時には無かった悩みが・・・
「今日飲む日だったけ?」案件です。
分からなくならないように、薬の包みの角に日付を記入することにしました。
台所のいつも目に付くことに置いておいて飲み忘れていないかチェックしています。
お薬に頼りすぎ・・・ということに関して、賛否両論あるかと思いますが、命を繋ぐにはその方法しか見つけられず、最善であったと信じたいと思っています。
治癒か抑え込みか分かりませんが、このところお薬を減らしていっても症状が悪化することが無くなってきたことは、やはり治ってきたということなのだと思っています
最初にこの病名を告げられた時、長期戦になりますと言われました。
以降、先生も気にかけてくださっていて、颯太を診ていただくときにも「ももこちゃんはどうですか?」と聞いてくださっていました。
かかりつけ医のありがたさ・・・です
いつか、お薬を卒業できる日が来ることを信じて。
もう少し、頑張って行こうと思っています。