犬とサッカー。おもちゃのボールを使ってコミュニケーションをとる楽しみ。しかし!
颯太はおもちゃのゴムボールを咥えてきて、ぽんと私に向かって投げてきます。
遊んでのサインです。
ひとり遊びが上手なので、おもちゃのぬいぐるみやボールをカミカミして遊んでいることが殆んどなのですが、どうしても一緒に遊びたくなってしまう時があります。
なぜ、その時に遊んでサインを送ってくるのかは、今のところ不明です。
ソファで寛いでいる時も、時々遊んでといってきますが、頻度としては圧倒的にこちらの方が多いです。
いつ遊んでサインを送って来るかというと、キッチンで夕飯の支度をしている時です。
何で今!と突っ込みたくなってしましますが、キッチンに立っていると入口のところからちょこっと顔を出して、咥えてきたボールをポンと投げてきます。
ちなみに朝食の時はしません。朝は忙しいとの気遣いなのでしょうか・・・。まさかね。
キッチンへは入っていけないことになっているので、柵が開いていても入口の所に止まってボールを投げてきます。
しかし、これも不思議なのですが、遊んでという時だけキッチンの入口から中へは入ってこないのです。
それ以外の時は入口が開いていようものなら、床を這うようにスンスンしながら徘徊しています。
いい子じゃないと遊んでもらえないと思っているのだとしたら、何という健気な子なのでしょう。
転がってきたボールを足でちょこんと蹴ってあげると、喜々として追いかけて行きます。
そして、また咥えてきてキッチンの入口からポンと投げてきます。
ささやかなコミュニケーション。
でも、正直、料理が出来ません。
出来ませんけど・・・可愛くてニヤニヤしてしまいます。
サンマやバット、ウサギのぬいぐるなど、球体以外のものも投げてきて遊ぼうとします
ボールの時はチョンとければコロコロと転がっていくので、足だけで遊べます。
しかし、持ってくるものが球体ではない場合、チョンと触ったくらいでは転がっていきません。
細長いぬいぐるみは、正面から結構な勢いで蹴らないと飛んでいかないので、ますます料理が出来ません。
でも、キッチンの入口で、キュルキュルの大きな目で「早く~」と言わんばかりに見つめられると、ついついキックをしに行ってしまします。
ポテッと飛んで行ったぬいぐるみを咥えていって、お気に入りのベッドの上でひとしきりカミカミすると、また持ってきます。
そして、ボールの様にはうまく飛ばせないので、ポテッと置いていきます。
ぬいぐるみをキックなどとお行儀の悪い遊び方ですが、何しろ強い要求があるもので・・・
何度かサッカー?を楽しむと、満足するのかその時の気分でお気に入りの場所へ行って、まったりしています。
「もうすぐご飯だな」っと察知するまではのんびりしています。
遊ばずにササっとお料理すれば、ももこや颯太のご飯ももっと早く用意できるのに・・・
そこはコミュニケーション第一ということで。
毎日同じような繰り返しでも、特別なことが無くても、同じような繰り返しが出来ることこそが幸せなことと感じています。
今日は何を投げてくるでしょうか・・・楽しみです。