犬を飼う前に、これだけはやっておけばよかったと、今更ながら思う3つのこと。
ずっと犬を飼えたらいいな・・・と思っていましたが、お世話できるのか、いずれ訪れる別れの日を迎えたときに立ち直れるのか全く自信がもてなかったため、犬と過ごす日々を妄想するのみで、ずっと踏み切れずにいました。
しかし、その日は突然に訪れました。
一目ぼれなのでしかたありませんが、全く無知で準備も何もなくお迎えしてしまいました。
恐ろしいことに、お迎えしてから「犬を飼うには」的な本などを読んで勉強し始める始末・・・。
子育てと同じで「日々共に成長」というかもしれませんが、最低限必要なことを整えてからお迎えすればよかったと、後悔することが沢山ありました。
床を適したものにしておけばよかった!ひとつ目の後悔。怪我をしてからでは遅い!
お迎えしてしばらくはクレートの中に入れて、「静かにして環境に慣れさせて」とペットショップの店員さんからのアドバイスのとおり、クレートの中で過ごさせましたが、ちょっと外へ出した瞬間、思いっきり走り出してしまいました。
その時、びっくりするほど床が滑り、後ろ足が流れしまって思うように床を蹴れない状態でした。
そういえば、自分も何度か転びそうになったことがあったと思い出し、大至急滑らないように床にマットを敷き詰めました。
その後、粗相のたびに洗濯しなければならないことに疲れ果て、床を張り替えることに・・・
最初から床を滑らないものにしておけば、工事中、大きな音にビクビクしながら過ごさせなくて済んだと思うと、お迎え前にやっておけばよかったと思いました。
躾やお手入れの方法を学んでおけばよかった!2つ目の後悔。最初が肝心なのに・・・
ももこが我が家に来てから数日たった頃、う〇ちを踏み散らかす事件が発生しました。
足をシートで拭くだけにしておけばいいものを、足とお尻を洗ってしまいました。
もちろんぬるめのお湯で洗って、大至急タオルで拭き上げ、ペット用のドライヤーなんてないので私のドライヤーを弱モードで遠目から当てて乾かしました。
しかし、風邪をひきました。
ももこを迎えたのは7月なので、決して外気温が低かったわけではないのですが、パピーのことを知らなすぎたため、やらかしてしまいました。
通院を経て、元気にはなりましたが、その後も分からないことばかりで、愛犬家のバイブル?といわれる「いぬのき〇ち」を定期購読し日々勉強。
グルーミング教室なるものがあることも、ずいぶん後になってから知り、基礎的なことだけでも身につけておけばよかったと思いました。
とくに歯磨きはとても難しく、シートで磨けるようになるまでにずいぶん時間がかかり、その間に弟犬の颯太が歯肉炎になるという事件が発生しました。
トリマーさんの様にできなくても、コツみたいなものをあらかじめ知っていたらと思いました。
お手入れも躾も積み重ねと言われますが、しっかりとした基礎知識があれば、ブレずに向き合えたのではないかと、試行錯誤しすぎた過去に後悔です。
飛び出し防止ゲートを設置しておけばよかった。3つ目の後悔。交通事故の危険
玄関にゲートを設置しておけばよかったと実感したのは颯太が脱走したときです。
一度も廊下からたたきへ下りたことがなかったので大丈夫だろうと思っていたら、私の後を追って玄関ドアの隙間から飛び出してしまい、勢いそのまま道路まで行ってしまいました。
幸い交通事故にはなりませんでしたが、その他にも荷物や郵便が届いた時など一緒に玄関へ行きたくて、リビングドアの前にテンションマックスで待機しているので、ドアの隙間から飛び出して行ってしまった、あの時のことがフラッシュバックして怖くて仕方ありません。
廊下に飛び出し防止ドアがあれば、来客がドアを開けたとき、少し安心していられると思います。
今はまだ、飛び出し防止ドアは設置できていませんが、工事を検討中です。
ただ、飛び出し防止については2つ目の後悔も関係してきます。
ドアを取り付けるか、興奮状態でも「マテ!」を徹底できるか、どちらも飼い主である私次第ということです。
責任をもって命を守り、長く一緒に居られるように、後悔したことを改めて見直しています。
そして、遅すぎることはないと信じて、日々、かわいいこの子たちと過ごしています。