布団から出たくないと朝起きない犬たち。秋が深まり寒くなったからなのか
日に日に寒くなってきて、朝、お布団から出たくないと思っている方は、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
かくいう私も、携帯電話のアラームが鳴ると「う~ん・・・」という感じで、しばらくはぬくぬくのお布団の中で丸まって余韻を楽しんでから、スヌーズ機能に急かされて渋々起きております。
うちの子たちも、秋の深まりを感じているのか、朝の目覚めが悪くなっているように思います。
ももこはずっと前から、季節関係なく、朝、私の目覚ましが鳴ってもビクともしません。
爆睡しております。
振動や物音が少しくらいしても、全く気にせずに眠る犬が我が家で増殖中です
ももこは私が寝ている布団の上、足元辺りに眠っていることが多いのですが、布団から出る時に足を動かせば当然布団がズレますし、音もしますが起きません。
ひどい時には、肩のあたりをトントンして、「起きるよ」といっても1回では起きません。
どうしてそこまでぐっすり眠っているのか、犬とはそもそも番犬の役割もあるのだから、小さな音にも敏感に反応せねばいけないのでは?
犬は心を許すと、お腹を出して爆睡する・・・という、そんな子と一緒に暮らしている幸せな犬飼いさんの話もありますが、ももこは心を許すを通り越して、もはや犬であることを忘れているのではないかと思う程なのです。
最初の頃はその大物っぷりというか自分勝手な態度に驚いたりもしましたが、最近ではすっかり慣れ、それが“ももこ”なのだと、個性として受け止めております。
しかし、最近になって颯太に異変が・・・
小さな音にも敏感に反応し、目覚ましと同時に飛び起き、寝室を走り回り、私が起きないと前足で私の頭をカイカイして起こしていた颯太が、目覚ましが鳴っても起きなくなったのです。
颯太は布団の中にもぐって寝ていることが多く、大体私のおなかのプヨプヨお肉にもたれかかって寝ております。
私が起きれば、当然振動が伝わりますし、布団もズレるのですが、まったく動きません。
ベッドの脇に立ってしばらく見ていたのですが、モゾッとも動かないので、そっと布団をめくってみると丸くなって寝ています。
じっと見ていると、薄目を開けてこちらを確認して、またスーッと目を閉じて眠ってしまいます。
「起きないの?」と声をかけてみますが、また薄目を開けてチラッと見るだけで、目を閉じてしまいます。
「えー!起きないんだ・・・」
何だか淋しい気がします。
もう一回布団をめくってみますが、相変わらずです。
寝起きの悪い子供を起こしている母親?
相手は、ワンコなんですけど・・・
童謡の「ゆき」中で、「犬は喜び 庭駆けまわり・・・」と歌われているのに、うちの子たちはちょっと秋が深まって、朝夕の気温が低くなっただけで布団から出たくなくなるのですから、雪が降っても喜んで駆けまわるなんて、とんでもないでしょうね・・・。