初めてのトリミング。カット後まるで別の犬に!この子、うちの子ですか?

あおいが初めてトリミングに行ったのは6か月の頃。
心なしか毛が伸びるのが早く、できれば早めにカットしたかったのですが、3回目のワクチン接種に行ってまさかの事態に!注射をした途端、吐いて、歯茎が真っ白に!

ただならぬ状況に、獣医師も驚いて、すぐに処置室へ。
待合室で待つように指示され、待つこと20分・・・。長い長い20分。
最悪のことも考えて、心臓がキュンと痛くなりました。

診察室に再度呼ばれて説明を受ける時、先生が、「今は落ち着いて、さっきウ〇チもしましたから、大丈夫だと思います」と言われ、良かった~!と思いつつも、「えっ?ウ〇チしたの?」「なぜ今?」とホッとしたのも手伝って思わず笑ってしまいました。

アレルギー体質との事で、ワクチンも狂犬病の予防接種も、今後の様子を見ながら、打てるタイミングを探っていきましょう・・・ということになりました。
アレルギーの原因を見つけ出すのは、とても難しく、現段階ではどうすることもできない状況との事でした。

ワクチン接種をしていないとトリミングもドックランもペットホテルもNG

 

ワクチンも予防注射もできないまま、時間ばかりが過ぎ、あおいはどんどんモフモフになり、目はどこですかー?という感じです。
どこか、トリミングを引き受けてくれるところを探すのですが、なかなか見つかりません。

しかたなく、購入したペットショップへ相談することにしました。
稀にですがそういう子がいるとの事で、獣医師に発行してもらう「ワクチンが打てない理由の証明書」を持って行けば、引き受けてくれるとの事でした。

予約の日、心配しながらもペットショップ内のトリミングへ。
犬は会ったことのある人を忘れないとか・・・。ペットショップにいたときにお世話をしてくれていたお姉さんが居たので、嬉しそうにしっぽを振り振り!
でも、トリマーのお姉さんに抱っこされると、しっぽはキュッとしまわれていました。

カットが初めてなのと毛玉だらけだったということもあり、時間はちょっと長めで2時間くらいかかりるとの事でした。カットしているのを見に行って目が合ってしまうと、大人しくカットできなくなるといけないので、物陰からこっそり様子をうかがうことに。
ちょっと怖いのか、腰が引けていました。

頑張れ!あおい。

お迎えに行くと、あれ?この子は・・・うちの子かしら?と心配になるほどの変貌ぶり。
私に気づくと、ものすごく嬉しそうにしっぽを振って、お姉さんの腕から飛び出しそうな勢いでした。
抱っこすると、散々ペロペロ攻撃をした後、前足で私の腕をキュッと握ってきました。

何と愛くるしい!

キュッとした前足の力から、
淋しかったよー!頑張ったよー!お迎え嬉しいよー!の気持ちが溢れているようでした。

初めてのトリミングは、何とか無事に終わりました。
ものすごくすっきりと、ラブリーになったあおいは、帰りの車の中で爆睡でした。