犬が取る行動で雷が怖い時は?我が家の犬2匹の大きな違いは逃げるか挑むか
夏は ももこ にとって本当に嫌な季節です。暑さもですが、それ以上に大敵なのは不意に襲ってくる雷や豪雨です。大きな雷、雨や風の音など全般が苦手です。シャッターを下ろし、窓はペアガラスなのに、さすがに犬です。
窓に打ち付ける雨音や、風の唸る音、雷の轟きは、人が感じるより数倍に聞こえるのでしょう。この世の終わりのような不安な顔で全身をブルブル震わせます。大丈夫だよ・・・などと気休めの言葉が届かないほど、彼女にとっては深刻な状態です。
抱っこされていても、より安全な所へ行こうとするのか、ソワソワ落ち着かず脇の下にもぐってきたり、肩の上に登ってきたり、ソファの背もたれ部分の細いところに登ったりと、新たな危険が満載の行動をとってしまいます。
ゲリラ豪雨も台風も雷も、自然を相手に出来るのは過ぎるのを待つことだけ
ももこ は全身をブルブルさせて、舌を出したままカカカ・・・と言いながら逃げ惑うようにウロウロしていますが、颯太は見えない敵に向かって「ワワワワ、ワン!」と吠えて、威嚇?しています。2匹の性格の違いです。
ももこ は特に雷が怖いようで、鳴るたびに「ビクッ!」と飛び上がって、体を硬直させています。あまり長い間、雷が鳴り続けると、舌を出したまま怯えているので、たらーんと よだれが垂れてしまいます。お膝の上に抱っこしていて、「何か冷たいなぁ」なんて思うと、ももこ のお口から垂れたよだれのシミが出来ていたりします。
一緒にいられるときは、抱っこして守って?あげられますが、お留守番しているときはどうやり過ごしているのか、本当に心配になります。地獄に突き落とされたかのような心境でしょうか・・・。犬用ハウスも、潜って隠れることのできるブランケットも置いてあるけれど、使われているのか分かりません。案外、ソファの裏の隅っこでブルブル震えているのではないかと思います。
真剣に見守りカメラの設置を検討中です。
気弱な ももこ に対して、勝気な颯太。何に対しても、結構挑んでいきます。
風や雷、雨音に怯えることなく、部屋の中をあちこち走り回りながら吠えています。しばらく吠えて、自身に降りかかる危険がないと感じるのか、本当のところは分からないのですが、吠えるのをやめて無関心になります。何事もなかったかのように、ぷーと眠ったり、おもちゃで遊んだりしています。何だか「さすがですね」と言いたくなります。
時が過ぎて、荒れた天気が収まると、ももこ は、ぐったりです。
颯太は全くいつもと変わらず、マイペース。
一年を通して、穏やかな天候の日はどのくらいあるのか分かりませんが、できればもう少し強くなってほしと願うばかりです。