猫なのに本棚から落ちてまさかの捻挫。ちょっと鈍臭い大豆
こんにちは、大豆です。
猫といえば軽やかでしなやかな身のこなしが特徴だと思います。
高所が好きで、上り下りも得意。
どんな猫ちゃんもそれは変わりないと思っていました。
大豆と一緒に暮らすまでは。
大豆は少し鈍臭いところがあります。
初めてそれに気付いたのは、大豆が我が家に来て間もない頃。
大豆はその頃、寝室で一番高い場所である本棚の上に登るのが好きでした。
わたしが寝室で寝ていたら突然ドンッと大きな音がして、飛び起きてみると本棚の上にいたはずの大豆が床に転がっていたです。
歩きはするものの、少し足を引きずっている大豆を見て血の気が引きました。
朝が来たら病院に連れて行こう。それまでは大豆に寄り添って一緒に眠ろう。
そう思ってわたしが大豆に横に寝転ぶと、引きずっていたはずのその足でキャットタワーに登りそこで寝に入りました。
大豆は朝までぐっすり眠り、朝ごはんの時間に起床。
足に悪いだろうから階段はわたしが抱っこして降りようとしたのに、いつも通り自分で元気に駆け下りる。でも足はやっぱり少し引きずっている。
わたしが半泣きになりながら病院に連れて行くと「人間でいう捻挫」とのこと。
骨折などの大事には至らず、次の日には足を庇うそぶりもなくいつもの大豆に戻りました。
実際に大豆が本棚から落ちる瞬間を見たわけではないので憶測ですが、恐らく大豆は本棚の上で寝返った瞬間落ちたのではないかと。
この話を誰かにすると、99%の確率で「猫なのに?」と言われます。
大豆は周りが見えなくなるタチなのか、特に興奮すると鈍臭さを発揮します。
ご飯やおやつの棚を開けたとき、貰えるのを待ち切れずにキッチンカウンターに登ろうとして登り損ねて落ちたこともあります。
いざおやつを貰うときも、興奮してウロウロしすぎておやつを見失うこともあります。
猫じゃらしで遊んでいるとき大ジャンプをキメて着地に失敗して扉にぶつかったこともあります。
ソファの背もたれを挟んで隠れんぼしていると、背もたれに飛び乗ることが出来ずにずり落ちていくこともあります。
大好きなお風呂のお湯張りを見ている最中に浴槽のふちから足を滑らせてずぶ濡れになったこともあります。
鈍臭いんじゃなくて、身体的にどこか問題があって運動能力が低いのではないか。
嗅覚や視覚に問題があるからおやつを見失ったり、距離を測り違えるのではないか。
確かに大豆はもともと膝が脱臼しやすいのはかかりつけの獣医さんから聞いていましたが、膝は手術を受けてその後の健康診断は膝も悪くなっていないです。嗅覚・視覚も問題ないそう。
ホッとすると同時に、それまで「やんちゃな大豆」だったのが「やんちゃで鈍臭い大豆」になったことがとても愛おしいです。
でも怪我するのは心配するのでやめてほしいものです。