飛び出しを防止したいとフェンスを設置。ペット用に隙間に考慮した施工に
ご依頼は、飼い犬の飛び出し防止のためのフェンスと門扉の設置でした。小型犬ということで、すり抜けてしまわないように配慮してほしいとの事で、色はシャッターやサッシの枠に合わせたものにしたいとのことでした。
道路へ飛び出し全力疾走。止まれー！と驚く程大きな叫び声がご近所に響き
その日は、お洗濯したラグを干すためにベランダまでもって上がるのがつらかったので、家の前の庭に干そうと玄関を開けたところ、いつの間にか後ろをついて来ていたワンちゃんが、庭に出た瞬間、道路の方へ全力疾走してしまったそうです。
交通事故や、迷子、怪我。最悪の結果が一瞬に間に頭をよぎりパニックに。
大きな道路ではないのですが、結構、車も通るとの事で、すぐに交通事故が頭をよぎり、ラグを投げ捨て追いかけたのですが捕まらず、仕方なく大声で 「止まれー！」と叫ばれたそうです。ご近所迷惑を気に掛ける余裕もなかったとの事でした。
あまりにも大きな声に、テンションマックスで疾走していたワンちゃんも、びっくりして振り返りその場でおとなしく施主さんを待っていたそうです。
事故にならなくてよかったと、本当に心臓バクバクで涙が出てしまったとおっしゃっていました。
交通事故にあわなくても、遠くへ走って行ってしまい迷子になってしまう事もあるでしょうし、思わぬ怪我をしてしまう事もあるでしょうから、やはり飛び出し防止の対策は取っておいてほうが安心ですね。
フェンスを家の周りに設置し、門扉を取り付けるお見積もりをしました。その際に、小型犬なのですり抜けて外へ出てしまわないように、隙間に配慮してほしいとの事でしたので、通常より、基礎の部分からフェンス本体までの隙間を狭くして設置。全体としての高さは少し低くなりますが、小型犬なので上からの飛び出しを心配する必要がなかったため、くぐり抜けてしまわないようにすることに重点を置きました。
門扉については、既存の積み上げてあるブロックの配置、玄関アプローチとの関係で、支柱の位置がずらせない状況でしたので、フェンスとの隙間が少し空いてしまったのですが、余った材料の一部を使い、隙間を埋める施工をしました。
新築と違い、リフォームは今あるものをできるだけ活かし、ご要望に沿えるように工夫していくことが必要となります。すべてのご要望にお応えすることは難しいのですが、できるだけお客様のお声を受け止め、喜んでいただけるようにしたいと思っております。
フェンスが設置され、飛び出しの不安が無くなった他にも、庭に安心して大物お洗濯を干すことができ便利になったとの事でした。また、防犯面でも安心感が増したとの事で大変うれしく思いました。
施主様 さいたま市北区
ペット トイプードル 男の子
