犬は歯が命!快適なくらしとご長寿をめざして、歯をクリーニングしました
颯太は歯磨きが嫌いです。何とか歯を磨こうと色々な作戦を試みるものの、お口をキューっと一文字に閉じてイヤイヤ・・・。前歯のあたりをちょこっと歯磨きシートでぬぐうのが精いっぱいな状況でした。でも、諦めず戦い続けること2年、ここ3か月ほどはシートで奥歯までグリグリさせてくれるようになっていました。
本当は歯ブラシでゴシゴシできるようになるのが理想なんですけど、なかなかうまくいきません。
歯ブラシをおもちゃにして遊ぶけれど、いざ歯磨き!となると頑なに一文字のお口になってしまい、イヤイヤばかりなのです。
大至急動物病院へ!知らないうちに酷くなっていた、犬の歯周病の治療をしました
なんだかお口が臭うね、と思っていたら、ある日突然、歯磨きシートに血が付いてきて、強く磨きすぎたのかな?なんて思っていたら、腐敗臭が・・・。え~、どうしよう!! これはとんでもなくマズい!
もともと二重歯列で、汚れがたまりやすい状態だったうえに、歯磨きがうまくできず、歯周病になってしまっていたのです。
歯周病は放っておくと、骨が溶けてしまったりすると以前、本で読んだことがあったので、背筋がゾワゾワ寒くなって、何度も何度もお口の中をのぞいてしまいましたが、実際にどのくらい悪いのかは分かりませんでした。
口からの腐敗臭は、抜け残った乳歯が原因。小型犬に多いといわれている二重歯列
腐敗臭がするようになってから3日目くらいに、歯が1本、ポロっと取れてきてしまいました。ただ、悪臭の原因はその歯だったようで、それからは臭わなくなったのですが、とにかく大至急かかりつけの病院へ行って、取れた歯を見てもらったら、抜けずに残っていた乳歯だということでした。
取れるべきものが残っていたのだから、抜けたことはオーライかもしれなのですが・・・これは楽観視できませんよね。診察を終えて、歯周病の治療と歯のクリーニング(歯石取り)をすることになりました。
改めて治療をする日を予約して、いったん帰宅。
只々、本当に甘かった自分に反省です。歯周病の治療とクリーニングは全身麻酔で手術なのです。体にも少なからず負担がかかります。ちゃんと歯磨きしていればと猛省です。
手術当日の朝はご飯を食べずに、病院へ。
颯太だけ食べられないのはかわいそうと、先住犬の ももこ も、私たちもご飯は無し!
(こういうところに、つい親バカぶりが出てしまいます・・・)
血液検査をして、問題なければ治療に入るとのことで、先生に預けて帰宅。
ももこ にご飯をあげて、一旦仕事へ。
夕方お迎えに行くと、テープで固定された点滴の外筒とエリザベスカラーをつけていました。
何だか痛々しい・・・
抱っこ抱っこー!と暴れるのを抑えつつ、外筒とカラーを外し、最終チェックと施術の内容の説明を受けて帰宅。びっくりするほど真っ白な歯になっていました。先生、ありがとうございました。いつもいつも感謝です。
夕飯は、朝ご飯抜きだったので、胃がびっくりしないように療法食の缶詰にしました。食欲も旺盛。ひと安心です。その後、痛がることもなく、普段通りボールをガリガリして遊んでいました。
本当に良かったです。そしてごめんね。これからは今まで以上に歯磨き頑張ろうね!
でも、きっと明日も歯磨きイヤイヤするんでしょうけどね・・・
今回、確かに歯周病になってしまいましたが、対応が早かったので重症にならずに済みました。
ひどくなってしまうと命にもかかわる歯周病。本当に気を付けなければと思いました。
ちゃんと歯ブラシで磨けるようになるまで頑張ります!