散歩が大嫌いなヨーキー。人工芝ドックランでこじんまりと遊ぶのが精一杯です。

ドックランの人工芝の上で遊ぶのが精一杯です。お散歩は大っ嫌いなのです。

今回は ももこ のお話です。
私の中のイメージは・・・、というか、おそらく多くの方の抱くイメージは一緒だと思うのですが、犬はお散歩が大好き!ということ。実際、家の前をいろんな犬種が、いろんな時間にお散歩をしています。

リードを咥えてしっぽを振り振り走って来る。犬はみんなお散歩好きじゃなかった

リードを咥えてしっぽを振り振り走って来る。犬はみんなお散歩好きじゃなかった

お散歩・・・というワードを聞くだけで・・・。まだ何も言ってないのに、いつもお散歩に行く時間が来ただけで、リードをもって嬉しそうに走ってくる。わんこというものはそういうものだと勝手に思っていましたが、それは間違いでした。ももこ はリードを持つと、全身がブルブル、悲しい目でこちらを見つめてきます。

もちろん、いきなりお散歩デビューといって歩かせてはいけないことはリサーチ済で、抱っこしてお外を窓越しに、その後玄関先に、時間も少しづつ長くして・・・。抱っこして家の周りを一周、いよいよリードをつけて抱っこのままでおうちの周り、もう少し遠くまで・・・。きめ細かなプログラムのもとにお散歩デビュー計画は進められたのですが、今現在、まったくもってお散歩ができない状況が続いています。

窓越しの時はまだ何とか大丈夫だったのですが、外へ出ると震えが止まらず、しがみついてきて、悲しい目で見つめてきます。行きたくないですぅママぁ・・・。そんなに嫌なら、じゃあ、また明日ね。また明日ね、明日ね・・・。いったい、いつになったら震えなくなるんですかーっ!

結論から言うと、3年たった今でも、抱っこして外へ行くと時々震えてます。
お散歩には・・・、行けてません。ウッドデッキに人工芝を張ったドックランをトテトテ歩くのが精いっぱいなのです。

実は何度か歩いたこともありました。
イヤイヤではありますが、トテトテあるいて、家の周りを一周できるようになり、歩くの半分、抱っこ半分で30分くらい遠出もできるようになりました。その後、全力疾走して、側溝なんかも飛び越したりして、元気いっぱいお散歩できる時もありました。
おうちへ帰ってきて、足をきれいに洗って、お~!これぞ、お散歩!と犬暮らしを満喫です。

でも、なぜか、ある時、玄関先でストライキを起こし、動かなくなってしまい、抱っこすると、ブルブル震えていました。前日に何か変わったことがあったかというと、何もなかったように思います。ただこれは、私にとってのことで、ももこ にとっては、何か嫌なことがあったのかもしれません。

気づかなくてごめんね・・・。

全身の力を振り絞って、体が斜めになっちゃいながら、行かないよーってリードを引っ張ってきます。
仕方なく抱っこで少し歩いて、下ろして歩かせて、また抱っこしてを繰り返して、家の周りを1周しました。
その後も状況は変わらず、抱っこのお散歩が続いていたのですが、ある時、足をジタバタ、下りるというので歩かせると、なぜだか、スタスタと歩き始めました。
おっ!これは克服か?と思ったのですが、家に帰ってびっくり!肉球から血が出ていたのです。

病院へ行くと、肉球が他の子よりものすごく柔らかいので、ちょっとしたことでも傷つきやすいとのことでした。
そうだよね、全てが繊細なのです。
かかりつけの先生と相談して、無理にお散歩には行かないことに決めました。
(今回も決して無理やり歩かせたわけではないのだけれど・・・)
運動不足は “犬じゃらし” を使って何とか解消を・・・。
遊ばないんですけど・・・ね。

ということで、気分転換はウッドデッキで風を感じること、となりました。
色々調べると、お散歩嫌いの子も結構いるようで。よかったね、ももこ。あなただけじゃなかったよ、お散歩したくない子。でも、いつか、颯太と一緒に元気にお散歩できる日が来ることを、ちょっと期待しているのも事実です。
来るのかな?・・・そんな日。来てほしいなぁ。