ねこの起源はリビアヤマネコ。ハンターの遺伝子は家畜化しても脈々と残っています
こんにちは、大豆と豆助です。
ネコの起源はネズミを捕獲させる目的で飼われ始めたリビアヤマネコの家畜化である。
つまり、大豆も豆助も元は生まれ持ってのハンター。
初見のものにはビビり散らかす大豆も、1日の大半を寝て過ごす豆助も元々は狩りが得意。
それもあってか、ふたりは家に現れた虫にはとても敏感です。
それはわたしが夜な夜な宅配された荷物をリビングで荷解きしているときでした。
事情があって宅配されてから数日ほど玄関に段ボールごと放置されていた棚を娘が寝静まった後に猫達と組み立てていました。
もう少しで組み立て終わるぞ、というときにさっきまで棚の組み立てをこれでもかというほど邪魔していた豆助が静かにジッと部屋の隅を見ています。
こういうことは普段も度々あったので「小虫が入ってきたのかな」と確認すると小虫の何倍もの大きさのムカデがいたのです。
久しぶりに見るその姿にわたしが固まっていると、豆助は前足でムカデをチョイチョイ。
可愛い豆助のあんよが刺されては大変だと多足類が大の苦手な自分を奮起しティッシュで包んでポイッ。
Gの襲来に猫たちが敏感に反応。死闘の末に撃退するも、心の休まる間が無い日々
しばらくドキドキしながらも残りの作業を終え、寝る準備をしていると今度は豆助がニャーニャー鳴いています。
珍しいなと思い豆助を見ると天井の方を見てニャーニャー。
その視線を追うと、名前をここに書くのも悍ましいアイツが天井に近い壁にいたのです。
我が家に引っ越して4年目。
恥ずかしながら物が多い系の汚部屋出身のわたしたちが、ねこを飼い始めてからは自他ともに綺麗な家と評価されるようになりました。
そのおかげか害虫はたまに蜘蛛を見る程度。
黒いアイツには今まで会ったこともなくこれからも会うことはないと信じていました。
そんなアイツがついに我が家に現れたのです。
とか色々考えている間もずっとニャーニャー鳴いている豆助。大豆も静かにアイツを見ています。当のアイツは動かずジッとしています。
今はねこたちの手の届かないところにいるからまだいいけど、もし降りてきたらふたりが何をしでかすかわかりません。
わたしが駆除するよりもねこたちにやってもらった方がいいかとも一瞬思いましたが、もし万が一アイツを口にするということになったらと思うと耐えられない。
なので数分の格闘の末にアイツを駆除することに成功しました。
状況的にアイツは我が家に住み着いていたのではなく、おそらく外からやってきたのではないかと思います。
ですが、大豆と豆助が部屋の片隅をジッと見つめているとアイツがまた出てきたのではないかと気が気ではありません。
ねこが鳴いてくれたおかげでアイツを逃すことなく駆除できたのですが、ねこがいるおかげで小虫も名前を呼ぶのも悍ましいアイツと思えてきて夜も眠れません。
ちなみに・・・。お分かりかと思いますが、Gとはゴキブリのことです・・・(泣)