犬の口臭予防に一番いいのは何? 歯肉炎を治療しても完全には消えないの?
颯太は二重歯列ということもあって歯に汚れがたまりやすい状態です。毎日歯磨きペーストをシートに付けてお口の中をゴシゴシしています。「きれいにするよー」と言って口元まで持って行くと、キュと一文字にお口を閉じています。
何度か「きれいにするよー」と繰り返しながら、半ば強引にお口の両サイドから指を入れると仕方なく「あ~ん」をします。
今だ!と「いい子だねー」を連発しながら奥の方から、ゴシゴシ!
イヤイヤするのをなだめながら、ササっとお手入れを済ませます。
ブラッシングの後、足と体をボディシートで拭いて毎日のお手入れメニューが完了します。
大体の場合、颯太がお手入れをした後、ももこの番となります。
ももこをお手入れしている間に、颯太は自分のハウスの中に隠れて出てこなくなってしまいます。
次は自分の番という事が分かるのでしょう。呼んだくらいでは出てきません。
結局、ズルズルと引きずり出すことになってしまうので、颯太が先にお手入れをします。
ももこも嫌がって逃げてしまうのでは・・・と思われるでしょうが、それには必殺技が。
ご褒美のボーロをチラつかせると、すぐに走ってきます。
ももこのお手入れ開始はとっても楽ちんです。何しろとっても食いしん坊なので・・・
肉球クリームと耳掃除をプラス。フルラインナップでのお手入れは時間との闘い
ももこも颯太も毎日のお手入れにプラスして、肉球クリームを塗るのと、お耳の中の掃除をする時は結構時間がかかります。最初はじっと頑張っているけれど、だんだんクネクネと身を捩りだして逃げようするので、短時間で全てをこなすには熟練の技が必要です。
なかなか上手にできるようにはなりませんが、最近、スリッカーブラシを目の前で見せてブラッシングをすることを伝えてから始めると、今まではクネクネダンスをして全然奇麗にブラッシングできなかったのが、じっとしているようになりました。
ものすごくゆっくりだけど、成長していることが感じられて嬉しいです。
そして、私のブラッシングの技術も少しずつ上がってきたからではないかと・・・。
これには多少の疑問が残りますが・・・。
毎日、きちんと歯磨きをしているのに、時々口臭が気になります。
口臭予防にはやはり歯磨きが一番だと思うのですが、“ごはんに振りかけるだけ”とか“飲み水に混ぜる”とか“お口にスプレーする”とか、いろいろな最新の商品がメディアに取り上げられています。
魅力的ではありますが、正直、うちの子たちに効果があるのか、体質に合うのか、よくわかりません。
良く分からないなら、最先端ではないけれど昔から行われている歯磨きでいいのかなと思い、今は欠かさず行うことを目標にしています。
毎日歯磨きをしているのに、颯太の方が口臭が気になるのは、一度歯周病になってしまったからなのかな?・・・と不安になります。
病院へ行った時のようにキツイ臭いではないのですが、あの時と同じ、腐敗臭がふわっと臭ってくるときがあります。
気を抜かずにお手入れをしないといけないな!と、また今日も、真一文字にキュッと閉じたお口をこじ開けています。
ブラッシングのように、歯ブラシを見せたら、お口を「あーん」と開けてくれる日が来ることを信じて・・・