室内犬には床が快適な暮らしのキーポイント。滑らず、傷や汚れに強いものを

室内犬には床が快適な暮らしのキーポイント。滑らず、傷や汚れに強いものを

犬は本能的に “探す” “見つける” “追う” “狩る” を遊びの基本にしていますので、お家の中で遊ぶ時も、この本能が満たされるような遊びができるといいと思います。
特に、”追う” から ”狩る” までの動作は大きなものになります。

できるだけ障害物が少なく、安全に走り回ることができるスペースを確保して、床も滑らないというのが理想的です。滑ると足腰に負担がかかったり、滑って転んで物にぶつかったり、骨折したりしてしまう可能性があります。

床の滑りにくさと、肉球周りの毛のカットで更に安全に遊べるようになります

床の滑りにくさと、肉球周りの毛のカットで更に安全に遊べるようになります

床材が滑りにくいものであっても、足裏の毛が伸びているとその効果が充分に得られない場合があります。定期的にトリミングをして毛をカットすることと、肉球のケアも併せて行うことで、肉球が床をしっかりとらえて滑らず元気に走り回ることができると思います。

肉球ケアはシートタイプやスプレータイプ、クリームタイプなどいろいろあります。
ケアするときに、爪の状態や傷が無いかなども一緒に見てあげらるといいかなと思います。
知らない間に怪我をしているということもあったりしますので・・・。
言葉が話せない分、気を付けて見てあげたいと思っています。

床には5種類のリフォームがあります。暮らしのタイプに合わせたものを選んで

滑らない床材の上張りをする。 滑らない床材へ張り替える

滑らない床のリフォームといっても、いろいろな種類があります。
大きく分けて5種類のリフォーム方法があり、それぞれの良さがあります。
今の生活の問題点、これからの生活に希望する点を合わせて考えることがおすすめです。

  • フロアコーティングをする
  • 滑らない床材の上張りをする
  • 滑らない床材へ張り替える
  • タイルカーペットを敷き詰める
  • 撥水・防汚加工された畳を敷き詰める

どれが一番、うちの子に合ってるのか、毎日の暮らしのリズムを振り返りながら検討してみてください。もちろん、これからお迎えを検討されている方も「こうだったらいいな」というところから検討してみてください。

予算も大切ですが、一番大切なのは、「ペットと一緒にどう暮らしたいか」ということ。
例えば、素足で心地よく過ごしたいのであればカーペットや畳にするのがお勧めですし、床暖房を取り入れたいと思っていれば、それに対応したものにしなければならないということです。

人とペットが心地よく暮らすために、どんな暮らしがしたいかをまずはピックアップして、リフォーム内容を決めていくのがいいと思います。
ある意味、消去法になるのかもしれませんが、希望のリフォーム内容を決めるのに、結構、近道な気がしています。

滑りにくい床の詳しい説明ページはこちら