無駄吠えをしなくなった!躾として声がけをし続けた結果、その日は突然に。

無駄吠えをしなくなった!躾として声がけをし続けた結果、その日は突然に。
颯太は家の前を通る子供たちや、ゴミ捨てのご近所さんや、通勤・通学の自転車等に敏感に反応し、好き嫌いなのか何なのか、しっぽを右向きに振っていたりいなかったり、時々キュとしまっていたり、ピーンと立てていたり・・・。
人にはわからない彼なりのルールで吠えておりました。

無駄吠えなので、朝早い時間にはご近所迷惑になります。
ただ、お天気のいい日にはウッドデッキに出て新鮮な空気を吸ってほしいとも思っていたので、本当は吠えたりせずに遊んでいてくれたらいいのですが、なかなか吠えるのをやめさせることはできませんでした。

吠えなくなったきっかけは分かりません。気づくと吠えなくなっていたのでびっくり

吠えなくなったきっかけは分かりません。気づくと吠えなくなっていたのでびっくり
全てに吠えなくなったわけではないのですが、通学する子供たちには吠えなくなりました。
足音がしてくるだけで、もう興奮状態で部屋の中を駆け回り、ウッドデッキに飛び出して行って、姿が見えなくなるまで吠え続けるという、ほんとに悪い子状態でした。

でも、ある日「あれ?吠えてない!」
子供たちの話し声がするのに颯太がまったく無反応で、のんびり日向ぼっこしているのに気づきました。
もしや、今だけ?
たまたまかも・・・。

本当に私はひどい人です。
我が子の成長を、疑ってかかるなんて・・・

しかし確かめずにはいられません。
小学生の子供たちは、集団登校で1列に並んで通っていきます。うちの前を通るのは1組だけです。
でも、中学生は徒歩だったり自転車だったり、それぞれ仲の良い子同士で通っていきます。
かなりの人数がバラバラに、次から次へと通って行きます。

私は少し離れた場所で、そっと見守ることにしました。
颯太はウッドデッキへつながる窓辺に置いたお気に入りのベッドの上に乗ってお外の様子を眺めています。
一組、二組・・・。
自転車、徒歩、徒歩、自転車・・・
次々に通っていく子供たちを、じっと見つめています。

私は子供が通り過ぎるたびに、「ワンしなくて、いい子ねー」と褒めます。
チラッとこちらを見て、また子供たちを見ています。

言葉が通じているわけではないと思いますが、褒められているというのは分かっていると思います。

いつもは吠えかかるので「ワンしない!」と怒られていたのですが、今は「いい子ねー」を連発されてなんとなく誇らしげな表情にも見えます。
ご褒美も何もあげてないのに、躾けるといっても、吠えるたびに言葉で注意していただけなのに・・・自らステップアップ!

なぜか突然、無駄吠えを止められる日が来るなんて本当に驚きです。
小さな成長だけど嬉しいです。

ただ、子供たちへの無駄吠えをクリアできても、まだ宅配便の配達員さんという天敵が残っていますので、これからどうなるか分かりませんが、もしかしたら、もしかしたら吠えないでいられるかもしれません。

次に宅配便が届くのはいつなのか・・・検証はその時までお預けです。