犬用知育おもちゃで遊びながらトレーニング。おやつを入れて転がせば・・・

犬用知育おもちゃで遊びながらトレーニング。おやつを入れて転がせば・・・
ももこはおもちゃに興味が全くありません。
新しいおもちゃなどは、確認作業として匂いを嗅ぐことはあっても遊んだりはしません。
颯太は全力で「ください!」をして、大喜びで遊び始めるのに、ももこのクールな反応にはいつもがっかりです。

しかし、そんな脱力系わんこのももこが全力を出してくる瞬間があります。
おやつを入れて転がすと、一定条件がそろった時に中からコロンとおやつが出てくるおもちゃをあげたときです。

ヤギミルクボーロを1個だけ入れた魔法のボール。転がすとボーロが出てくる!

ヤギミルクボーロを1個だけ入れた魔法のボール。転がすとボーロが出てくる!
プラスチックのボール型で、1か所に小さな穴が開いています。
ももこは蛋白漏出性腸症のため、おやつは食べない方がいいといわれているので、本当に稀にしか登場しない貴重なおもちゃなのですが、覚えているのですね。

そのおもちゃを出してきた途端、ほぼ一日をまったりのんびり過ごしている、ももこのテンションが爆上がりします。
細い後ろ足でぴょんぴょん飛びながら、「早く!早く!」と催促してきます。

運動不足解消にもなる万能おもちゃ。一生懸命ボールを転がす姿にニンマリ

運動不足解消にもなる万能おもちゃ。一生懸命ボールを転がす姿にニンマリ
以前はタイルマットを敷いていたのでさほど気にもならなかったのですが、滑らない床に張り替えてからは、おもちゃを転がすと結構大きな音がします。
特にプラスチック製のおもちゃだと大きめです。大きな音に弱いももこですが、このおもちゃだけは特別です。

ボールの穴からボーロを入れて(本来は半分にパカッと開けて中におやつを入れるのですが、たった1個のため、出てくる穴から投入しています)
ももこに向けてゴロゴロ転がします。
ももこは早速、中のボーロを取りだそうとボールにアタック!

手でカイカイしながら、向きを変えてボールの中でカラカラ音を立てているボーロを何とか取り出そうとします。
手で押さえるとつるんと前に転がって行ってしまうので、なかなか思うようになりません。

どんな事でも、ものすごく諦めの早い ももこですが、この時だけは本当に熱心にボールを追いかけています。
何故なら、ももこはものすごく食いしん坊だからです。
何とか中に入っている、大・大・大好きなヤギミルクボーロを食べたいのです。

しばらく転がしていると、コロンとボーロが出てきます。
そうすると、どこにその力を隠していた!と叫びたくなるような俊敏さでボーロを咥え、シャクシャクといい音を立てながら食べます。本当に嬉しそうに食べます。

食べてしまうと、しばらくは「まだ入っているかなー?」と匂いを嗅いだり転がしたり追いかけたりしているのですが、中にないと分かると一瞬にしてクールダウン。
いつものお気に入りの場所でお昼寝を始めます。

お腹の病気が治って、大好きなボーロをご褒美としていっぱい食べられるようになるといいのですが、いつになるかは、まだ分かりません。
ただ、こうしてたまに知育おもちゃで遊びながら、「中から出せた!」「食べられた!」という達成感を感じてくれるのは嬉しいなと思っています。