人工芝の庭も怖い。超ビビり犬のあおい。歯磨きガムも犬用トイも初めては怖い

人工芝の庭も怖い。超ビビり犬のあおい。歯磨きガムも犬用トイも初めては怖い

人工芝の上を初めて歩いた時、その感触にビビりまくりで「抱っこして―」と、しっぽをしまって、おぼつかない足取りで懇願していました。どんな場所も物も、初めて見るもの触るものが怖いらしく慣れるまで大変です。

パピーの頃、おやつを入れることができるおもちゃのコングを初めてあげたときなどは、破壊神あおいには丁度よい噛み応えで、大喜びするかと思ったら、まさかの反応にびっくり!コロコロ転がってくるのが怖いのか、ちょっと触っては後ずさり、変則的な動きをした時などは、ものすごい勢いで逃げ惑うのです。

美味しいおやつの骨型ガムが、床に転がる音に怯えて猛ダッシュで逃走する

美味しいおやつの骨型ガムが、床に転がる音に怯えて猛ダッシュで逃走する

新しく目にするものは、ちょっと触って逃げてから「ママ、変なの有あります!これは何ですかー?敵ですかー?」と吠えてきます。
ちょっと触ったときに転がってカタカタと鳴る音と、変則的な動きが怖くて仕方ない様子。

仕方ないので、私が骨型ガムをグーパンチでデデデデと殴って「あおちゃん、倒したよー。もう大丈夫だよー」というと、何故だか触ることができるようになります。
パンチで戦って、勝ったら平気って・・・分かっているのか、そこのところは大いに疑問が残るのですが、骨型ガムだけでなく、今までにいろんなものがこの方式で克服されてきたのです。

自動で動くボールも、おやつ用コングも、掃除機も、フロアーモップも、みんなみんな、デデデデとグーパンチで倒すことで、平気になりました。
立てかけられていて、ガサガサ音を立てて倒れた買い物袋は、そのままにしておくと鳴き続けるので、トントンと立て直すと、それが敵を倒したことになるのか、征服したことになるのか鳴き止みます。
今まで、たくさんのモノを倒してきたママは正義のヒーローです!

歯磨きガムも大切な宝物に。犬の本能で穴を掘って埋めるしぐさをソファで

歯磨きガムも大切な宝物に。犬の本能で穴を掘って埋めるしぐさをソファで

負けたモノたちには、あおいはかなり強気です。
一番は骨型ガムでガリガリかじって食べてしまいます。
小さくなった欠片を転がして弄んでいます。あんなに怖かったくせに!
今ではジャンプしておねだりする程になりました。

食べ残したガムの欠片は、大切にソファの片隅や毛布の中に隠したりしています。
さすが、犬です。
鼻でぐいぐい押し込んで、ちょっと違うかな?と思うのか、また取り出して別の場所で同じようなことを繰り返しています。恐怖の対象から宝物へ昇格です。

新しい何かが来るたびに、全力でビビるあおいを守るため、ママは最強のヒーローをこれからも演じ続けることになりそうです。