猫ちゃんの脱走を防止するために付けた簡易錠。人の出入りが出来なくなるなんて!
猫飼いさんにとって、玄関とリビングを繋ぐドアは一種のセーフティーガード。
飛び出しを防止するためには、しっかり閉めておく必要がありますが、猫ちゃん自身が勝手に開けてしまうことは、たくさんのお家で起きています。
今回ご依頼いただいたお客様のお家の猫ちゃんも、ドアを開けることをしっかり習得していました。
しかも大型なので、飛びついたりせずに余裕でドアノブに手をかけ開けてしまいます。
玄関からの飛び出しを懸念して、簡易的に取り付けた鍵は、片側で施錠すると反対側からは開けられないもの。
使用する場所によってはとっても便利な鍵ですが、今回はちょっと困った状況に・・・
一緒に居る時はいいけれど、家族の誰かが廊下へ出た際にうっかり鍵を掛けてしまうと、リビングに閉じ込められてしまうという事件に!
逆もしかり・・・
実際に、「お風呂行くから、先に寝ててねー」と出て行った時にうっかり施錠してしまい、「寝ててねーって、ドア開かないじゃん!!」となったことがあったとか・・・
そのお話を聞いたとき、「トイレに行きたくならなくてよかったですね・・・」と心の中でつぶやいてしまいました。
お風呂の時間の長さによっては、これはものすごくつらい状況に・・・。ですよね。
ということで、両面から施錠・開錠ができる鍵を取り付けることになりました。
両面サムターン錠です。
両面サムターン錠の取り付けは2から3時間。ドアを外すことなく設置が可能です
一般的に鍵の追加はそんなに難しい工事ではありません。
ドアノブの金具が付けられるスペースがドアの内側にあるということは、鍵の金具のスペースもあるということです。
しかし、今回ドアノブが特別なもので、一般的な両面錠を取り付けるのに幅が1cm足りませんでした。
そこで8cm用の両面サムターン錠を探して取り寄せました。
少し時間はかかりましたがご用意できました。
取付作業は2時間30分ほどかかりました。
まずドアに金具を埋める穴を掘ります。
穴を掘ったら穴の形を整えながら、ぴったり納まるように調整しビス止めします。
その後、ドア枠側にも穴を掘り受座を取り付けます。
ざっくり掘って、のみで微調整、はめ込んでみてまた微調整。
慎重に取り付けて行きます。
取付後、実際に施錠・開錠をしていただいて、スムーズにサムターンが回るかなどチェックしていただいて工事は終了です。
これで片側から閉めてしまうと、反対側に居る人を閉じ込めてしまうという悲しい事件は起きなくなりました。
ストレスなく生活していただけるようになったと思います。
そして猫ちゃんが勝手にドアを開けることがなくなり、安心して暮らしていただけるようになりました。
特に車道が目の前にあるお宅ですと、飛び出した瞬間に交通事故に遭うという痛ましい結果になることも・・・
大切な家族のために、飛び出し防止は必須です。
玄関に、ねこゲート「にゃんどめ」を設置するのも防止策ですが、状況によっては両面錠の取り付けが最善策の場合もあります。
それぞれのお家に合ったペット用リフォームをご提案しています。
お気軽にご相談ください。
モフモフとモフモフのご家族の味方!
R four L Pet Reform(アールフォーエルペットリフォーム)がお手伝いいたします。
今回工事をさせていただいたのは・・・
さいたま市 E様
工事内容 リビングドア 両面サムターン錠取付工事
ペット 猫
E様にはカーテンボックス取付工事もしていただきました。是非ご覧ください。
カーテンボックス設置工事