犬の蛋白漏出性腸症の症状が少しずつ快方に。投薬間隔も毎日から3日ごとになり
ももこは、パピーの頃に患った蛋白漏出性腸症と闘病して、はや5年余り・・・
途中、命の危険にさらされた事もありましたが、点滴や注射や投薬の甲斐あって、何とか今日まで無事に過ごすことができました。
小さな体にエリザベスカラーを付けて、細い足から点滴の管が伸びているのを見たときは、思わず涙が出てしまいました。
「ここを乗り切れば・・・」という先生の言葉を信じ、入院中は毎日お見舞いに行きました。
その後も、毎月のようにお腹を壊し、2週間ほどの通院。
以前にも書きましたが、車を駐車場に停めただけで、カルテが出てくるほどの常連さん?でした。
でも、こうして思い出話として話せるのは、本当に幸せです。
「頑張ってくれてありがとう」と言いたいです。
最近は本当に落ち着いて、お腹を壊すことも無くなりました。
お薬も毎日から、1日おきになり、つい先日2日休んで1日飲むパターンになりました。
以前はお薬の間隔が開くと症状が悪くなることもあったのですが、最近はとても落ち着いています。
ご飯の催促が出来るまでに。フードが食べられず、痩せてしまう心配もなくなりました
以前は食に興味がないというか、仕方なく食べている感じで、残すことも多く、時には口に入れて「プッ!」と吐いて飛ばすという暴挙に出たこともありました(泣)
ただでさえ体が小さいので、食べないと生死にかかわると思い、必死になって食べさせようとするのですが、なかなか食欲は出ない様でした。
そんな様子に、味が気に入らないのか何なのか・・・と、悩んだ挙句ドックフード難民に陥ったこともありましたが、結局、病名がはっきりして、お腹の具合が悪いから食欲もなかったことが分かり、療法食になりました。
療法食、恐るべし!
いえ、本当にありがとう!
どんなに具合が悪くても、療法食は食べようとしてくれました。
缶詰の蓋を開ける音がすると、クルクル回って喜びの舞!
食べる喜びを感じてくれている・・・と嬉しく思いました。
缶詰は冷蔵庫保管で、開封後の保存期間が短い事と、噛む力を付けてほしいこともあり、その後、カリカリタイプの療法食に変更しました。
今では食事時になると、要求吠えをするまでに・・・
私たちの箸置きを引き出しから出す「カチャ」という音がすると、ももこの中ではそれがご飯のサインらしく「ゥワン・ゥワン」と全身を使って鳴きます。
体のサイズからはちょっと想像できないくらいの、なかなか大きな鳴き声です。
要求吠えはいけないと分かっているのですが、「ごはんください!」といってくれることが嬉しくて仕方ありません。
吠えないように躾中ですが、心の中を見透かされているのか、なかなか静かにお座りをして待つことが出来ません。
ジタバタする ももこを横目に、弟犬の颯太はちょっこり首をかしげながら、じっとお座りをしてご飯を待っています。
お利口さんです。
甘やかすことと愛することは違うけど、
生きていてくれてありがとう。
美味しくご飯を食べてくれてありがとう。
毎回、そう思わずにはいられません。
もう少し様子を見て、お薬を飲む間隔がもっと開くようになればいいなと思います。
そして、完全に飲まなくてもよくなる日が来ると信じています。
体の丈夫な子も弱い子もいます。それはひとつの個性です。
この子とのご縁があったのだから、一生守って行かなくてはと思っています。
ごはんの食べ具合、歩き方、お水を飲む量・・・
そして最重要チェックポイントのうんちゃんの様子・・・
もうすぐ5歳のお誕生日。
元気で迎えられますように・・・
10年後も15年後も・・・迎えられますように・・・