多頭飼いは犬の個性を強く感じます。同じ環境でも全く違う行動や反応に驚きます

多頭飼いは犬の個性を強く感じます。同じ環境でも全く違う行動や反応に驚きます
ももこは4月30日生まれ。颯太は1年後の5月4日生まれ。ほぼ1年の差があります。
体はというと、どちらもとても小柄ですが、ももこが1.2キロ。颯太が2キロとほぼ倍です。

ヨーキーとトイプー。女の子と男の子。

種や性別を超えて「犬の個性」を感じます。

ももこは初めてお迎えしたワンコということで、試行錯誤しながら育てたので、本当にこれでよかったのかと悩むことも多く、後悔していることも沢山あります。

病気がちだったということもあり、躾とか得意技とか何も出来なくてもいいから、とにかく生きていてくれるだけでいい!というのが根底にあり、勿論ダメダメなのは分かっているのですが、まぁ・・・甘々です。

結果、マイペースと言えば聞こえがいいですが全く持って自己中な子に育ちました。
気に入らなければ、頑として振り向きさえしません。
「嫌だ」となったら、どんなに呼んでもビクともしません。

飼い主としての威厳・・・全くありません。本当に問題です。我ながら・・・

パートナーとして良い関係を・・・と、しつけ教室や飼育本などでよく言われていることは分かっているのですが、何をどうしていけばそんな関係を築けるのか只今模索中です。

颯太をお迎えしたときは、2匹目ということもあり、今までの経験を活かし躾を・・・と思っていたのですが、ももこの体調がすぐれない日が続き、颯太もお迎え前にかかっていたケンネルコフの影響なのか分かりませんが、病院の常連となり・・・

2匹共となると、えーーーっ?!育て方?環境?と、不安になるばかり。
躾どころではありませんでした(これは言い訳ですよね・・・)

良い先生とのめぐりあわせにも助けられ、最近では病院に通う頻度も減りました。
犬は「一生を通して躾できる」というのを何かの本で読んだので、その一節を信じてトライ中です。

同じリズムで生活し、同じご飯を食べ、同じくらいヨシヨシされ、同じくらい「めっ!」と怒られているのに、生まれ持ったものなのか、種の問題か分かりませんが2匹は全く違う反応を見せます。

犬種の問題なのか、その犬の個性なのか、挙げればきりがないほど違いがいっぱい

 

犬種の問題なのか、その犬の個性なのか、挙げればきりがないほど違いがいっぱい

ももこは頑固だけれど我慢強いです。
嫌なこと・・・例えば歯磨きや耳掃除などのお手入れは好きではないのですが、若干の抵抗を見せるもされるがままです。

トリミングの時はどうなのかと思いトリマーさんに聞いたら、最初の頃は緊張していたけれど抵抗することはなく、やっぱりされるがままだったそうです。
今も「とってもお利口さんです」と言ってもらっています。

颯太は従順そうで気性が荒い所があります。
嫌なこと・・・もちろんお手入れや診察など、最初は我慢していているのですが、犬語が分かったらきっとこう言っていると思うのですが、「もーーー嫌!」の瞬間から、ガゥ!と唸って噛もうとします。

トリマーさんは・・・
最初はかなり抵抗され、噛もうとしたそうです(ごめんなさい・・・)
最近では慣れてきたので、そんなことも無くなったのですが、一度、沸点に達してしまうとなかなかお手入れや診察を続けることが難しいくらい怒ります。

他にも、

ももこは誰にでもしっぽフリフリ吠えません。颯太は番犬の素質あり?知らな人が来るとこちらを向いてお知らせしながら吠えます。

颯太はおもちゃ大好き。ももこは全く興味なし。

ももこはごはん命。颯太はごはんを前にしても遊び優先。

颯太はお外を見るのが大好き。ももこはソファでまったりするのが好き。

ももこは目覚まし時計の音でも起きない!(これは犬として本当にどうかと思う)颯太は鳴る瞬間にもう起きてお座りして待っている。

颯太は雷が鳴ってもビクともしない。ももこは地獄に突き落とされたかのように絶望的な顔で震える。

挙げればきりがないほど・・・

人の子も同じように育てているのに、なんでこうも違うのか・・・なんてことがありますから、犬もやっぱりそういうことなのでしょう。

パパとママが大好きな犬

これは多頭飼いをしているからこそ感じられることだと思います。
それぞれの個性、いいところも悪い所も含めて、やっぱり愛しているということなのだと実感しています。

性格や行動など、違うところが一杯ですが共通していることも。

2匹共、パパとママが大好きです。
抱っこされるのが大好きです。お膝でまったりするのも大好きです。

おそらくですが・・・

ももこは颯太が、颯太はももこが大好きです。