飼い主の匂いのついたタオルが、ペットホテルでのお泊りには安心感を与える

ペットホテルでのお泊りには安心感を与える飼い主の匂いのついたタオル 

かかりつけの動物病院は、診察の他にトリミングとペットホテルへの一時預けができます。先生のことが大好きな2匹にとって第2のお家です。クレートに入ってお出掛けは病院のみ。行き先が分かっているのか大喜びです

定期検診や予防接種など、通常の診察のほかに、毎月トリミングにも行っています。
トリミングは大人気で、うっかりすると予約が取れないくらいです。
トリマーさんと先生が連携して、不安要素があるとすぐに見つけて対処してくださいますので、とても安心です。

お泊りから帰って下痢になる。ペットフードを食べず、獣医師も困惑ぎみ。

お泊りから帰って下痢になる。ペットフードを食べず、獣医師も困惑ぎみ。

クレートに入って「早く病院、行こー」と催促するのに、先生も大好きなのに、何故かお泊りは苦手のようで、どうしてもの時だけ利用するのですが、どう過ごしているのか先生に聞くと、とってもいい子なのだそうです。

先生や助手の女の子にしっぽを振り振り、「あそぼーよー」とアピール。無駄に吠えることもなく、のんびり。手のかからない2匹なのだそうです。
なのに食事になると、ちょっと様子がおかしくなり、残し残し時間をかけて食べるようで、具合が悪いのかと注意してみても、そういうことではないらしいのです。

結論から言うと、「淋しい」ということの様です。
ご飯の器がいつものじゃない。ママさんがお座りとマテができると褒めてくれるのにそれがない。食べているものが同じでも、微妙な違いがストレスになる。

その溜まったストレスが、お家に帰ると一気に噴き出して、下痢になってしまうようです。
ももこ は元々お腹が悪いので分かるのですが、颯太も一緒にお腹が痛くなってしまします。何か根本的な解決策を見つけられなければ、今後、預けるべきではないですね。

でも、どうしても預けなければならないとき、少しでもストレスを減らせないか、いろいろ考えた末、「飼い主の匂いが付いた物を一緒に預けるといい」と、何かに書いてあったことを思い出し、次に預ける時が来たら、必ず「匂い」も一緒に預けよう!と決めていました。

そして、その時が来ました。
2泊。
心配ですが、予約も取れたのでミッションを成功させるべく、着々と準備を進めました。
今回こそ、お家に帰ってきてからも元気でいられるように。

飼い主の匂い・・・誰の? 迷わずパパさん。
2枚のタオルをパパさんのパジャマに挟んで熟成?して、ビニール袋に入れて持参。
ご飯の器もいつも使っているものを、今回は持って行きました。

そして、お迎えの日。
先生から「ご飯もよく食べて、元気にしていましたよ。いつもどおりとってもいい子でした」と言っていただき一安心。まずご飯を残さず食べるミッションはクリアされました。
あとは、体調を崩さないこと。

その日の夜は大丈夫。
翌日も・・・大丈夫。
3日目も、4日目も、大丈夫‼

大丈夫―‼
ミッション、コンプリートです。

パパさんは、たまたまじゃない?などと仰っておられますが、いえいえ、パパの匂い作戦の賜物であると、私は固く信じております。
ケージの中で、パパさんの匂いのついたタオルに寄り添って眠っている2匹の姿が、ふと浮かんできます。

なんとも微笑ましいです。